この記事では、将来に向けてお金の勉強をしたい高校生へ、『高校生でも分かるお金の話』をお伝えします。
若いうちからお金の勉強をしておかないと、大人になってから損をしてしまうかもしれません。
学校では、まず教えてくれない”お金の秘密”。
その中でも今回は「掛け捨ての生命保険」に焦点をあてて、保険について調べ尽くした筆者が分かりやすく解説します。
前置きはいいから先に結論を教えてほしい!というアナタに向けて、
先にこの記事の内容を簡単にお教えすると…
【そもそも保険って何?】
もしもに備えて、みんなで助け合う仕組み!
【公的保険と民間保険】
超簡単に説明すると、運営が国か民間企業かの違い!
公的保険はアナタも払っているはず!
【掛け捨て生命保険って?】
民間保険の中の、生命保険の一種類!
保険料が安く、お金がない人に向いている生命保険!
この先でさらに詳しい内容をお伝えしますので、お金の勉強をしたいアナタはぜひ読んでみてください。
『お金の大学』(著:両@リベ大学長)では、図やイラストを使って初心者にも分かりやすく、実践的なお金の知識が書かれています。自分も高校生の時にこんな本を読みたかった!そう思わせる、今までありそうでなかった1冊です。
社会人1年目、入るべき生命保険がどれかわからない人へ、オススメの保険を紹介!
そもそも保険ってなんだ?
まず辞書で保険という意味を引いてみると、
人の死亡・火災などの偶発的事故の発生の蓋然性が統計的方法その他によってある程度まで予知できる場合、共通にその事故の脅威を受ける者が、あらかじめ一定の掛金(保険料)を互いに拠出しておき、積立金を用いてその事故(保険事故)に遇った人に一定金額(保険金)を与え、損害を填補てんぽする制度。組織により相互保険・営業保険に分かれ、事業の内容により生命保険・損害保険に大別。社会保険に対し私保険とも呼ぶ。
「広辞苑」(第六版)
簡単に説明すると、
もしもの時に備えて加入者でお金(保険金)を払っておくことで、そのもしもが起こった人に補償が入るという制度です。
例えば、アナタがガンになった時に、ガンの保険金を払っていれば、保険会社から保障金がもらえるということです。
この保障金は他の加入者が払った保険料などから払われているのです。
わかりやすく言うと、
避られない事故や災害から、生命や財産を守るための助け合いの制度ということです。
保険の種類
公的保険と民間保険
保険は大きく公的保険と民間保険に分かれます。
公的保険は国が主体となり運営しているのに対し、民間保険は民間の保険会社が運営しています。
以下にその違いを簡単にまとめると、
公的保険 | 民間保険 | |
---|---|---|
目的 | 生活の保障 | リスクへの備え |
加入方式 | 強制 | 自由 |
保障内容 | 平等 | 入った保険による |
公的保険と民間保険の大きな違いは、適用範囲です。
例えば、アナタも風邪を引いたときや、けがをしたときに病院で健康保険証を提示すると思います。この時の健康保険は公的保険になります。
普段から健康保険料を国に払っているからこそ、医療費の原則7割の負担がもらえるのです。
公的保険では、その他に、失業のリスクや介護のリスク、出産費用のリスクなども保障されており、生活の保障の側面が強くあります。
それに対して民間保険は、公的保険でカバーしきれないリスクや損失に備えて入る側面が大きいです。
例えば、火災保険や生命保険、自動車保険、学資保険などがこれに当たります。
以下では今回の題材の生命保険について焦点を当てて説明します。
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生命保険はどういうものか?
生命保険とは自分の生命に関わるリスクに対しての保険です。
その中でもさらに種類があり、
死んだときの死亡保険、病気やケガに対しての医療保険、がんと診断されたときのガン保険などがあります。
掛け捨ての生命保険と貯蓄型生命保険の違い
掛け捨ての生命保険は、保険料を期間限定で支払い、一定期間のみ保険に加入する保険のことを指します。原則払い戻しは無いことが特徴です。
それに対して、貯蓄型の生命保険は、解約した時や保険期間が満了した時に、保険会社からお金がもらえる保険のことを指します。
以下それぞれの生命保険の違いや、メリット・デメリットをまとめました。
掛け捨て生命保険 | 貯蓄型生命保険 | |
---|---|---|
保険料 | 割安 | 割高 |
メリット | ・期間が短いので見直しがしやすい。 ・月々の保険料を安くできる。 | ・将来の貯蓄として積み立てられる ・払い戻しがある。 ・保障が生涯のことが多い。 |
デメリット | ・満期保険金や解約返戻金などの払い戻しがない。 | ・月々の保険料が高い。 ・短期で解約すると、損をする可能性がある。 ・選べる種類が少ない。 |
掛け捨て生命保険では、保険期間が終了するときまで生存した場合に返ってくる「満期保険金」や途中で解約した時の「解約返戻金」がないというデメリットがあります。
一方で貯蓄型は、保険期間が満了したときにお金が返ってくることが特徴です。
それぞれに、メリットデメリットがあるので、自分の置かれている状況や、人生設計の方法によってあったものを選びましょう。
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もっと生命保険について詳しく知りたい人は、『保険の選び方・見直し方~今の保険 このままでいいの?~』もオススメです。
少し文字の多くて、眠くなりそうな専門書ですが、たいていのことは網羅されています!
まとめ
今回の記事は保険について簡単に解説を加えながら「掛け捨て生命保険」について解説をしました。
今回の内容をおさらいすると…
【そもそも保険って何?】
もしもに備えて、みんなで助け合う仕組み!
【公的保険と民間保険】
超簡単に説明すると、運営が国か民間企業かの違い!
公的保険はアナタも払っているはず!
【掛け捨て生命保険って?】
民間保険の中の、生命保険の一種類!
保険料が安く、お金がない人に向いている生命保険!
将来に向けてお金の勉強を進めましょう!