「子どもも生まれそうだし、仕事も大変だけど、将来のため節税について勉強しなくちゃなあ」
今回はこのような考えを持つ、『もうすぐお父さんになるアナタ』に向けて、”節税の秘訣”をお伝えします。
何も考えず納税すると、大きく損をしてしまうかもしれません。
【節税のとっておき】を税金制度について調べつくした筆者がとことんお伝えします。
前置きはいいから、結論が早く知りたいアナタに向けて、
この記事の内容を簡単にまとめると…
【税金の仕組み】
・課税所得を減らすには、控除を多く受けよう!
【どんな控除がオススメなの?】
・医療費控除
→出産の費用も控除に含まれます!
・ふるさと納税(寄付金控除)
→2,000円の負担で全国各地の特産品がもらえる!
この先では、具体的な内容をお伝えしますので、気になったアナタは最後まで読んでみてください。
『会社員節税の教科書〜税理士が教えるサラリーマンの節税対策〜』
そもそも税金はどのような仕組みで払うの?
社会人になって初めて給料明細を見ると、こんなにも税金引かれるかと驚きますよね。
社会人1年目、覚えることも多いし、子どもも生まれるし、あたふたして1から税金の勉強をする時間もない!
そんなアナタでも、すぐに分かるよう、まずは超簡単に税金(所得税)の仕組みをまとめます。
以下では、そもそもの税金をどのような仕組みで払っているのか、細かい部分は置いといて、かなり簡略化してお伝えします。
課税所得を減らす
まず重要になってくるのが、課税所得と呼ばれるものです。
課税所得とは何か簡単に説明すると、総収入額から所得控除額を引いた金額を指します。
所得控除額は何かというと、稼いだお金の中でも「この分は課税しないですよ」というお金を指します。
ちなみに、この所得控除は15種類ほどあり、人それぞれ受けられる控除は変わってきます。
そしてこの課税所得に所得税率をかけることで、所得税が求められます。
(税率や税額控除額は課税所得の額によって変わってきます。←難しいので、今は置いといていいです。)
ここまでが超簡単な所得税を計算する流れです。
一般的にサラリーマンが節税するうえで重要なのは、所得控除を増やして、なるべく課税所得を減らすことになります。
この先では子どもが生まれそうな今のアナタにオススメの節税方法お伝えします。
控除って何?意味が分からない大学生へ、控除の意味や種類を徹底解説!
まずは医療費控除を使うことを検討しよう!
子どもが生まれそうな今のアナタがまず検討すべき方法は医療費控除です。
医療費控除は何かというと、
1年で支払った病院での診察費用、治療費、入院費用、通院に使用した交通費などが、約10万円を超える場合に、差し引かれる控除のことを指します。
医療費控除をオススメする理由は、出産にかかる費用も対象になるからです。
ただし出産一時金や入院給付金など、保険金で補填される額は差し引かれるので注意が必要です。
また、確定申告で医療費控除を申請する必要もあるので注意が必要です。
医療費控除の例
医療費控除の一例を挙げると…
(1年の医療費・出産入院費用 72万円ー出産一時金 42万円)ー10万円=医療費控除額20万円
※医療費は家族全員分まとめるとができます。
仮に20万円分控除がなかった場合にかかる税率が20%だとすると、それだけで4万円の節税になりますよね。
もし4万円あれば、新しく生まれるお子さんのミルク代・おむつ代・お洋服代に十分充てることもできますよね。
ただし、計算した結果が10万円を超えないと控除を受けられないので注意しましょう。
確定申告を自分でしないといけないのが、少し手間ですが、十分オトクに節税できるので、ぜひやってみてください!
※年収200万円以下の人は計算の仕方が変わってくるので注意です。
確定申告の方法など、詳しくは国税庁ホームページをご確認ください。
ふるさと納税(寄付金控除)
次にオススメするの方法はふるさと納税です。
ふるさと納税はスマホですぐにすることができます。
子どもが生まれそうで色々忙しいアナタでも、すきま時間にネットショッピング感覚で寄付できちゃいます。
ふるさと納税の仕組みを簡単にまとめると
ふるさと納税は、自分の選んだ自治体に寄付を行った場合、寄付した金額のうち、2000円を超える部分は住民税や所得税から控除が受けられる制度です。
寄付を行うと、自治体からお礼の品(返礼品)がもらえます。
つまり、ふるさと納税を簡単に説明すると、「2000円の自己負担で、日本各地の自治体から返礼品がもらえる」という制度です。
しかもほとんどの場合、2,000円を超える返礼品が送られてくるので損することはありません。
2,000円を払うだけで、日本各地の肉・野菜・魚介などが楽しめるのはオトクですよね。
ふるさと納税は社会人なら必ずやるべき節税対策になります。ぜひアナタもやってみてください。
ふるさと納税の詳しい内容や、オススメの方法は以下の記事でまとめているので、必要に応じてお読みください!
新卒で節税対策したい!社会人1年目のふるさと納税限度額の目安はどのくらい?オススメのふるさと納税サイトも紹介!
まとめ
今回は、もうすぐお子さんが生まれる社会人1年目に向けて、オススメの節税対策をお伝えしました。
今回の内容を簡単にまとめると…
【税金の仕組み】
・課税所得を減らすには、控除を多く受けよう!
【どんな控除がオススメなの?】
・医療費控除
→出産の費用も控除に含まれます!
・ふるさと納税(寄付金控除)
→2,000円の負担で全国各地の特産品がもらえる!
医療費控除やふるさと納税を利用して、無駄に税金を払わないように対策しましょう!
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